アラフィフ専門の婚活コーチ 三宅 民子さんがkindieで書かれた本です。
「婚」と書かれていますが、「婚」が目的でない人にも、おすすめです。
私は作者の方を、勝間和代さんの無料で毎日配信されるブログで知りました。
この本には前作「54歳スピード婚」があって、続編です。
前作を読んでいなくても、十分におもしろいですが、前作もおすすめです。
作者が「結婚したい!」と思って、どう行動したのかが、前作。
「成功者の声」編は、結婚後、どうやって夫婦の生活を、より良く維持していくか、についても
書かれています。
結婚して年月が流れれば、いろいろなことが変化していきます。
私も、子供が独立し、夫との関係をより良く維持したいと思っています。
この本には、そのお手本が書かれていると思います。
大体、どの家庭も、お手本は自分の育ってきた家庭くらいしかないと思います。
「より良い夫婦関係を築くには」なんて授業もなかったですしね。
自分の育ったような家庭を築きたいのかと問われれ、私は絶対「NO!」なので
自分の作りたい関係を、何かから学ばなければなりません。
黒川伊保子さんの「夫のトリセツ」も良かったですし、この本もいい!
「夫のトリセツ」は娘にも渡したので、今度はこの本を娘にプレゼントするつもりです。
いくつか、今後の私に思い出して欲しい言葉を書きます。
「エネルギーは先出し」
「こちらが出したエネルギー分しか、相手からは受け取れない」
だから、こちらから先にエネルギーを出さなければならない。
人付き合い全般に言えることだな・・・と思います。
「女性を幸せにすることが男性の喜び」
「彼が何かしてくれたら、喜びを表現して、感謝する言葉を言う。自分に自信をもって、¨ありがとう¨と
笑顔で言う」
私は何か子供からもらったら「ありがとう。うれしい。でも、こんなにしてくれなくていい」と
つい言ってしまっています。
これは、私がずっと母から言われて来た言葉です。
離れて暮らす母に、物を贈ることでしか感謝を表せないから。
私は母とは相性が悪く、進学と共に家を出てからは、母から頼まれて一緒に旅行に行ったことはありますが
それ以外は、母と2人だけの時間は、ほぼありません。
よく聞く話ではありますが、今も母は電話で持論を色々長々と私に話します。
以前はまじめに聞いていましたが、今は家事をしながら聞き流しています。
私が心配なのは、母が母の考えを私に押し付けたように、私が私の考えを娘に押し付けているのではないか
ということ。
娘は「こんなことを教えてくれるのは親だけ」とは言ってくれてはいますが、
娘とは、私と母のような関係にはなりたくないと思っています。
「褒める」
「自分に欠けている」と、この本を読んで認識しました。
助言・注意・お願い・感謝はしても「褒める」は、本当にしていない。
これから、夫にも息子にも娘にも、そして娘の夫にも「褒める」アプローチをしていきたいです。

