クラブツーリズム おひとり参加限定の旅

2024年10月に初めて「クラブツーリズム おひとり参加限定の旅(スペイン)」に参加しました。

その時の様子と反省点を書いていきます。

概要

時期 2024年10月

期間 6泊8日

参加人数 19名(男女比半々 年齢を尋ねた訳ではありませんが、ほぼ50~70代でした)

金額 約78万円(プラス サーチャージ代 約7万円)

出発が成田だったため、前日に成田空港近くに前泊しました。

行程

出発当日は成田空港の指定されたカウンターに集合し、添乗員さんからeチケットを受け取り、

各自でチェックイン後、保安検査場を抜け、搭乗口で再度集合でした。

てっきり、みんな一斉に移動し、添乗員さん指導の元、チェックインするもの・・と

思っていたので、少々戸惑いました。

やってみれば簡単ではありましたが、チェックインの機械の画面を日本語表示にする方法さえ

わからないまま、さっき初めて会ったばかりの他の方と相談しながら、何とか終了。

飛行機の席はありがたいことに通路側で、隣はツアーに関係のない外国の方だったので

気を遣う必要もなく楽でした。

航空会社はKLMオランダ航空。飛行機に乗る前に水筒に水を入れて持ち込みましたが、

すぐにペットボトルの水が配られ、水筒は不要でした。

15時間程度乗っていたと思いますが、食事は2回。途中で軽食の提供も2回ありました。

隣の外国の方は、足りなかった様子で、トイレ近くにある「自由にお取りくださいコーナー(?)」から

軽食やコーラなどを席に運んで召し上がっていました。

オランダで飛行機を乗り継ぎ、スペインに到着しました。

後はスペイン国内をバス・鉄道・飛行機などで移動したのですが、

朝から夕方までスケジュールはびっしり。

普段一人旅ばかりの私は、久々の集団行動に緊張の連続でした。

他の方を待たせるわけにはいかないので、基本10分前行動。

他の方も時間に正確な方が多かったです。

一番大変だったこと

「気を使わなけらばならない同席者との食事」

3食ツアーの方と一緒に食事をすることになります。

昼食でも1時間の食事時間が設定されており、いろいろな方と沢山話をすることになります。

この旅の間だけのお付き合いとわかっているためか、みなさん自己開示がすごい。

特に男性の方は「離婚して・・・」とか「一緒に来るはずだった兄弟を亡くしたばかりで・・・」とか、

初対面とは思えない話をされます。

つい真剣に聞いてしまい、あまり食べられないまま終了・・・ということが前半は多かったです。

このままではいけないと思い、後半は女性と同席するように調整しました。

女性は当たり障りのない話が上手にできるので、気を使い過ぎる必要もなく楽でした。

別のおひとり様ツアーに参加されたことがある方が

「おひとり様ツアーでも、女性限定の日があるので、それが良かったですよ」と

教えて下さったので、次回があれば、女性限定ツアーを選びたいと思います。

良いガイドさんとの出会い

出国から入国まで同行される添乗員さんとは別に、現地で日本人のガイドさんが日替わりで来られます。

その中でもMさんは素晴らしいガイドさんでした。ソフィア王妃芸術センターの中で

絵画の鑑賞の仕方を教えていただいたのですが「飾った時に見上げることを想定して描かれているので

しゃがんだ状態で見るのがおすすめ」とか「出口まで下がって、そこから離れて鑑賞するのが良い」など

知らないことばかりで皆さんで「へー」とか「ほう!」とか言いながら楽しかったです。

私のように知っているのはゲルニカ程度の人間は、素晴らしい絵でもやがて見ているだけでは

飽きてきます。そのときに上手に興味を持たせてくださるガイドさんは、本当にありがたかったです。

「私の好きな場所をぜひ皆さんにも好きになってもらいたい」そんな思いがあふれているガイドさんでした。

もう一度行くとしたら

「サグラダファミリア」をもっとじっくり見たいです。

一通りみなさんで見学したあと、90分の自由時間があったのですが、ミュージアムショップの

買い物だけで終わってしまいました。いい買い物が沢山できて良かったのですが、

ショップだけでなく、ステンドグラスなどを、もっともっと見たかったです。

美しさに圧倒されました。中だけで半日いることができると思います。

写真はたくさん撮った方がいいと思います。見どころが多く、その写真を見返すだけでも

「また行きたいな・・・」と思わせてくれます。